GENJUはアパレル印刷を主業務とする印刷事業「げんじゅ」(個人事業)として2008年に生まれました。
本来、Tシャツ印刷を生業とする印刷会社は、不特定多数のお客様より依頼を受けてご希望のオリジナルTシャツを印刷するという流れで収益を得ています。
しかしながら、GENJUは事業立ち上げ当初から、依頼作業は殆ど行わず自社ブランドとしての道を歩んできました。
(勿論、引き合いがあれば喜んでお請けしており、ウェブサイトの製作、管理運営、コンサルティングなどの仕事も営んでおりますが、積極的な外部営業はしていないという事です。)
後ろ盾のない状態で、自己満足とも言える自社ブランドを展開して業務を継続していけたのはレアなケースと言えるようです。
立ち上げ当初から年々少しずつデザインと機材の密度を増やし、継続を続けて、有難いことにお客様にも可愛がって頂き、2015年5月に個人事業から法人化を行うに至ります。
今でもお客様のもとにGENJUブランドのデザインをお届け出来ていることは嬉しいことです。
そんなGENJUブランドのデザインは、現時点では代表である小林一人が担当しており、そのデザインの方向性は非常に荒削り、独特の風合いのものとなっています。
そのアイデアは、幻想的なものから荒々しいもの、可愛いポップなものや時事ネタまで、多岐にわたるアプローチであり、その完成形もTシャツに載せるデザインとしては他社とは一線を画しています。
しかし本来は内面に持つ激しい感情や渇望など、生存本能とも言える獣のような荒々しい感情を叩き付けるようなデザインが基盤で、それをTシャツというキャンバスに表現してきたブランドでした。
そういった内包するものもあり、事業名は
「幻の獣」をもじって「げんじゅ」となっています。
(法人化後は株式会社GENJU)
アパレルという世界においては未だに若輩、素人の集まりの小さな会社ではありますが、 継続していくことで生まれてくるものがあることを、私たちは知っています。
いつか、ただ愚直に継続して作りあげてきたGENJUに胸を張り、今よりもっとお客様に愛されるブランドになる時が来ることを夢見て、続けていきたいと思っています。